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箱根湯本の白山神社は、738年(天平10年)、加賀白山の開祖泰澄の弟子浄定が白山比咩神社(しらやまひめ)の祭神を勧請し、十一面観音を刻んで修法を行うと、温泉が湧き出し、その湯が当時蔓延していた疱瘡を治したという伝承が残された神社。 江戸時代までは白山権現と呼ばれ、温泉の守護神として崇められてきた。 『新編相模国風土記稿』には「白山社箱根湯本村及箱根茶屋村の鎮守なり。例祭は一月十九日、村持」とある。 嘉永年間(1848~1854年)に、小田原北条氏の菩提所早雲寺の境内から現在地に移されたという。 |
白山比咩大神=菊理媛命 (くくりひめのみこと) 伊奘諾命 (いざなぎのみこと) 伊奘冉命 (いざなみのみこと) |
箱根湯本は、箱根で最初の温泉ともいわれ、源頼朝や北条早雲も浴したのだという。 稲荷社は伏見稲荷大社より勧請。 |
神奈川県足柄下郡箱根町湯本431 箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から徒歩15分 箱根登山バス旧街道畑宿経由「早雲寺公園前」下車 |
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