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京都市勧業館「みやこめっせ」前の源氏物語の石像は、2008年(平成20年)の「源氏物語千年紀」に建てられたもの。 京都伝統産業青年会が京都市に寄贈した。 「身はかくてさすらへぬとも君があたり去らぬ鏡のかけは離れじ」 (光源氏) 「わかれても影だにとまるものならば鏡を見ても慰めてまし」 (紫の上) 石像前の碑に刻まれているのは、光源氏と紫の上の贈答歌。 右大臣の娘・朧月夜との密会が露見してしまい、光源氏が須磨へ退く際のもの。 「遠くへ流れても心はあなたの側にある鏡のように離れはしません」 (光源氏) 「お別れしても鏡にあなたの影がとどまってくれれば慰めにもなりますが・・・」 (紫の上) |
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