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梶原の御霊神社は、1190年(建久元年)、梶原景時の創建と伝えられている。 梶原氏は、桓武平氏の血をひく坂東八平氏の一つ鎌倉氏の一族。 その家系については諸説あって不明な点が多いが、鎌倉権五郎景政を祖としているとも言われ、景時は景政を祀って御霊社としたのだという。 後に景時も合祀されている。 江戸時代までは鎌倉権五郎景政夫婦の像をご神体として祀り、梶原景時の像も安置されていたのだという。 坂ノ下の御霊神社は、この神社を移したものともいわれているが、詳細は不明。 最初に創建されたのは、葛原ヶ岡だったともいわれている。 明治の神仏分離までは等覚寺に管理されていた。 |
境内に並ぶ五輪塔は、梶原氏代々の供養塔であるとか、新田義貞の鎌倉攻めの際の戦死者の供養塔といわれている。 |
御霊神社西側の深沢小学校裏手のやぐらにある五輪塔は、1200年(正治2年)正月20日、駿河国清見関で最期を遂げた梶原景時と一族の供養塔と考えられている。 |
笛田の仏行寺には、梶原景時の子景季の片腕が埋められているという源太塚がある。 |
萬福寺は、梶原景時の菩提寺。 |
鎌倉市梶原1−12−27 湘南モノレール「湘南深沢駅」より徒歩5分 |
〜手広・笛田・梶原・寺分・上町屋・山崎の史跡巡り〜 |
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