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高台寺(こうだいじ)は、1606年(慶長11年)、豊臣秀吉の正室・高台院(北政所・寧々)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院。 建立にあたっては徳川家康も支援したのだという。 寺号は、北政所の法名「高台院」に因むもの。 当初は曹洞宗だったが、1622年(元和8年)、建仁寺の長老三江紹益(さんこうじょうえき)が住持に招かれ臨済宗となる。 |
方丈(本堂)と勅使門は1912年(大正元年)再建。 創建当初の方丈は伏見城の建物を移築したものだった。 本尊は釈迦如来。 |
創建当初は、高台院の持仏堂だったが、のちに中興開山の三江紹益の塔所となったことから開山堂となった。 1605年(慶長10年)建立(重要文化財)。 |
観月台は、伏見城から移築されたもので方丈と開山堂を結ぶ廊にある(重要文化財)。 |
秀吉と高台院を祀る霊廟。 1605年(慶長10年)建立(重要文化財)。 |
茶室の傘亭(かさてい)と時雨亭(しぐれてい)は、伏見城から移築されたもの(重要文化財)。 1615年(慶長2年)、高台院は時雨亭の二階から燃え落ちる大坂城の天守を見つめていたのだという(大坂夏の陣)。 |
伏見城は豊臣秀吉が築いた城。 秀吉没後は徳川家康が入城するが、1619年(元和5年)に廃城が決定された。 |
圓徳院は、高台院が伏見城から化粧御殿を移築して移り住んだ地。 高台院没後、屋敷は高台寺の塔頭圓徳院と改められた。 |
京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526 |
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