鎌倉手帳(寺社散策)

鎌倉のアジサイ 鎌倉あじさい物語



御松庵
日蓮袈裟掛けの松

〜洗足池(東京都大田区)〜

編集:yoritomo-japan.com








御松庵


 1254年(建長6年)、安房で法華宗を開いた日蓮は、鎌倉で布教を始めた。

 1260年(文永元年)には、天変地異や疫病の原因は、法然の念仏宗や禅宗などの邪宗を信仰するからであると記した『立正安国論』北条時頼に提出している。

 それがきっかけとなって迫害を受け、1271年(文永8年)には佐渡流罪となった。

 1274年(文永11年)には赦免されるが身延山に隠棲。
 
 1282年(弘安5年)、病気のため常陸へ湯治に行くため身延を下山するが、その折、日蓮が休息し足を洗ったのが洗足池だと伝えられている。

 御松庵には、その折、日蓮が袈裟を掛けたとされる松がある(現在の松は三代目)。

 その後、日蓮は、池上宗仲邸で死去し、身延山に葬られている。 



池上本門寺
リンクボタン池上本門寺

 池上本門寺は、日蓮入滅の霊跡にある寺院。









日蓮袈裟掛けの松
日蓮袈裟掛けの松


日蓮像
日蓮像


馬頭観音供養塔
馬頭観音供養塔





洗足池公園
リンクボタン洗足池公園

東急池上線「洗足池駅」下車徒歩2分



洗足池と池上本門寺
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