鎌倉手帳(寺社散策)

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江の島弁財天道標
〜杉山検校寄進〜

編集:yoritomo-japan.com








江の島弁財天道標


 江の島弁財天道標は、江の島で官鍼法の技術を習得した杉山検校(和一)が、江の島弁財天に参詣しようとする目の不自由な旅人のために寄進したもの。

 48基の道標が建てられたようだが、現在は以下の場所に12基の道標が残され、1966年(昭和41年)に市の重要文化財に指定されている。

 上の道標は、江ノ電「江ノ島駅」から江の島へと続く州鼻通りのもの。



白旗神社
遊行通り三丁目ロータリー
藤沢市役所(2基)
法照寺
片瀬小学校校門脇
密蔵寺向かい辻
片瀬市民センター
西行もどり松
湘南江ノ島駅(モノレール)
洲鼻通り
江の島福石




江の島弁財天道標
藤沢市役所の二基

 四面のうちの三面に「一切衆生」「ゑのしま道」「二世安楽」と刻まれている。



江の島弁財天道標
リンクボタン西行もどり松

 この道標は他のものとは少し異なり「西行もどり松」と刻まれている。



江の島福石
リンクボタン江の島福石

 杉山検校(和一)は、江戸時代に活躍した鍼師。

 江の島に参籠した際に、石につまずいたのがきっかけとなって「管鍼法」の技術を生みだし、「検校」という盲官の最高位に就いた。

 和一がつまずいたという石が福石



江の島参詣道(遊行寺から江の島・江の島弁財天道標)





江島杉山神社
リンクボタン江島杉山神社
(東京都墨田区千歳)

 江島杉山神社は、管鍼法の技術を考案した杉山検校(和一)が五代将軍徳川綱吉から与えられた本所一ツ目の地に建てられた社。

 江の島弁財天と和一が祀られている。










歴史めぐり源頼朝





江の島
リンクボタン江の島

 江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島
 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。
 江戸時代には、大山江の島の二所詣が流行し賑わった島。


江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分
小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分
湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分









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