|
芝東照宮は、増上寺内に徳川家康像を祀るために創建された安国殿を始まりとする。 家康像は、1601年(慶長6年)、還暦を迎えた家康が記念に刻ませて駿府城に祀っていた寿像。 家康は、この像を増上寺に祀るよう遺言していたのだという。 1616年(元和2年)、家康が死去すると、祭祀する社殿の建設が始まり、翌年に完成。 家康の法名「安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」より「安国殿」と呼ばれた。 1633年(寛永10年)には、三代将軍家光が新社殿を建立。 旧社殿は増上寺の開山堂となっている。 明治の神仏分離により、安国殿は増上寺から分離されて東照宮と改称。 家光が建て替えた社殿は1945年(昭和20年)の戦災で焼失。 現在の社殿は、1969年(昭和44年)に再建されたもの。 寿像は、都の文化財に指定されている。 |
増上寺の大殿横の安国殿は、宗祖法然上人八百年御忌を迎えるにあたって、2010年(平成22年)に建立された。 本尊は、徳川家康が崇拝した黒本尊。 |
日光東照宮には源頼朝も祀られている。 |
東京都港区芝公園4−8−10 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|