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勧 行 寺
〜龍口寺輪番:海中出現文殊菩薩〜

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腰越・勧行寺


 龍口寺輪番寺の一つ。

 1303年(嘉元元年)、日実によって開かれた。

 勧行寺の文殊菩薩は、漁師が釣り上げた文殊菩薩を胎内に納めている像で、「海中出現文殊菩薩」と呼ばれ、10月の大祭のとき開帳される。


開山 日実
本尊 三宝祖師


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=伝説!海中出現文殊菩薩=

 1815年(文化12年)、腰越を流れる神戸川の上流からあやしい光が毎夜現れたという。

 最近、川で女の溺死体があがったことから、その亡霊だと噂された。

 それを耳にした日如上人は、女の霊を弔うため21日間に亘って経をあげたという。

 それからしばらくして、漁師権左衛門の息子文治が文殊菩薩像を釣り上げた。

 文治はそれを家に持ち帰ったが、家族が毎晩のようにうなされるようになったため、勧行寺に納めたのだという。


神戸川
神戸川
(正面は江ノ島









勧行寺

鎌倉市腰越2−19−15

江ノ電「腰越駅」より徒歩5分


江ノ電で鎌倉


龍口寺
リンクボタン龍口寺

 龍口寺(藤沢市片瀬)は、1886年(明治19年)まで住職を持たず、その近くに八つの寺を建て、その寺が順番で日蓮の霊場である龍口寺を守ってきた。
 この八つの寺は、龍口寺輪番八ヶ寺と呼ばれている。



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