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万 寿 寺
京都:東福寺の塔頭

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京都・万寿寺


 万寿寺は東福寺の塔頭で、1096年(永長元年)、白河天皇が皇女郁芳門院の菩提を弔うために六条内裏に建てた六条御堂を起源としている。

 六条御堂は、鎌倉時代に浄土宗から臨済宗に改宗され、名も万寿寺と改められた。1261年(弘長元年)に開堂の儀が行われている。

 1330年(元徳2年)には現在の万寿寺通の南に移転。

 室町時代には京都五山の第五位に列せられた。

 しかし、1434年(永享6年)に焼失。
 東福寺の北側にあった三聖寺の隣地に移転した。

 1873年(明治6年)、三聖寺は万寿寺と合併し、万寿寺は1886年(明治19年)に東福寺の塔頭となった。

 一般公開はされていない。





〜東福寺の釈迦三尊像〜

東福寺釈迦三尊像


 東福寺仏殿に安置されている釈迦三尊像は、1881年(明治14年)に仏殿が焼失した際、万寿寺から移された像で、もとは三聖寺に安置されていたものだという。 

 東福寺仁王門愛染堂、万寿寺の鐘楼も三聖寺にあったもの。





東福寺
リンクボタン東福寺

 九条道家によって創建された東福寺は、奈良の東大寺興福寺の「東」と「福」をとって寺名としている。
 京都五山の第四位の格式を誇った寺。


京都市東山区本町15丁目778番地

JR東福寺駅から徒歩5分



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