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「六道まいり」は、盂蘭盆に冥界から戻ってくる先祖の霊が「六道」に迷うことなく帰ってこれるように祈るための行事。 京都のお盆は、精霊を迎えるための「迎え鐘」に始まります。 六道珍皇寺の鐘の音は十万億土に響き渡り、その音をたよりに精霊がこの世へ蘇ってくるのだといいます。 六道珍皇寺の門前は、昔から「六道の辻」と呼ばれ、あの世への入口とされてきました。 盂蘭盆に冥界から帰る精霊もここを通るとされてきたため、六道珍皇寺にお詣りする風習ができたのだといいます。 |
六道まいり (精霊迎え) |
京都では、お盆にお迎えする先祖の御魂を「お精霊さん」(おしょうらいさん)と呼びます。 六道珍皇寺の入口では高野槇が売られていますが、お精霊さんは高野槇に宿って自宅に帰るのだとか。 六道まいりの期間中は、本尊の薬師如来が開帳され、六道珍皇寺の井戸からあの世を行き来したという小野篁の像や篁が彫ったという閻魔大王像も公開されます。 |
京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 京阪電車「東山五条」下車 徒歩20分 京都市バス「清水道バス停」下車 徒歩5分 |
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