鎌倉手帳(寺社散策)

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泥 牛 庵
〜南山士雲が開いた寺:六浦道(路)〜

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泥牛庵


 鎌倉時代の末頃の創建と考えられ、開山は南山士雲。

 南山和尚といえば、北条高時が建立した鎌倉弁谷の崇寿寺の開山も勤めた僧で、1333年(元弘3年)、新田義貞鎌倉攻めの際に、最期の戦いに挑む長崎高重に「武士とは刀を頼って進む以外ない」と教えたと伝えられている。

 (※高重は内管領長崎高資の子)

 泥牛庵は、六浦藩主・米倉丹後守の陣屋跡(米倉陣屋跡)辺りにあったが、1722年(享保7年)、丹後守が陣屋を構えたことから現在の地に移ったという。

 1438年(永享10年)、鎌倉公方足利持氏が将軍足利義教に対して起こした反乱(永享の乱)では、持氏に従った海老名尾張入道の自刃した場所が、米倉陣屋跡にあったころの泥牛庵ではないかともいわれている。









泥牛庵
泥牛庵

横浜市金沢区瀬戸11-15


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