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第11回鎌倉検定試験３級
《伝説の問題》
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| 伝説に関する記述について、最も適当なものを１～４から選びなさい。 |
| （96） | 自害した最後の得宗北条高時の首を敵方に渡すまいと持って逃げた家来を導いたという伝説がある，瑞泉寺の裏山にある地蔵は何か。 |
| １ 貝吹地蔵 ２ 身代わり地蔵 ３ 塩嘗地蔵 ４ 月影地蔵 |
| 瑞泉寺裏山に置かれているのは、伝説の貝吹地蔵（参考：天園ハイキングコース）。 貝吹地蔵の周辺には北条高時をはじめとする北条一族を葬ったとされるやぐらがあります。 |
答 １
貝吹地蔵| （97） | 不動明王にお祈りをし，今泉不動の２つの滝，男滝と女滝を掘り，水の少ない村の人々を救済したという伝説が残る僧侶はだれか。 |
| １ 行基 ３ 忍性 |
２ 空海 ４ 日蓮 |
| 伝説によると・・・ 弘法大師は、不動明王と大黒天を彫って、山の上に堂を建て祀りました。 そして、村人とともに日々不動明王の前で祈っていると不動明王と弁天に姿を変えた仙人が再び現れ、 「村人は水に困っているので水が出るよう祈るように」 といって姿を消しました。 弘法大師は、岩肌に二箇所の穴を掘ります。 そして、三日間祈り続けました。 すると穴から水が湧き出し二本の滝となったと伝わっています。 |
答 ２
 陰陽の滝 |
 称名寺 |
| （98） | 北条義時に，暗殺という不吉なできごとを予感させた動物（十二神将の化身）は何か。 |
| １ 猿（申） ３ 馬（午） |
２ 犬（戌） ４ 鶏（酉） |
| 鶴岡八幡宮で行われた源実朝の右大臣拝賀式に、戌神将が白い犬に姿を変えて現れ、北条義時の命を救ったのだと伝えられています。 |
答 ２
| 大倉薬師堂と戌神将伝説源実朝の暗殺 |
| （99） | ある夜，滑川に十文を落としたとき，家臣に五十文の松明を買わせて捜索させたのは損だといぶかる同僚に，「十文を川で落として失うのは損失だが，松明に使った五十文は商いで利益を生む」と説いた人物はだれか。 |
| １ 江間光時 ３ 青砥藤綱 |
２ 宿谷光則 ４ 比企三郎高家 |
| 東勝寺橋での出来事だったのだとか・・・ |
答 ３
東勝寺橋| （100） | 鎌倉攻めに際し，新田義貞は潮の満ちた稲村ヶ崎で，何を海に投じて龍神に祈り，鎌倉に攻め入ることができたとされるか。 |
| １ 高僧が記した御札 ２ 黄金造りの太刀 ３ 後醍醐天皇から下賜された弓矢 ４ 銅銭 |
| 稲村ヶ崎を突破して鎌倉に攻め込みたい新田義貞は、海に黄金の太刀を投げ入れ龍神に祈願したといいます。 すると、潮が引き、稲村ヶ崎を越えることができたとか・・・ |
答 ２
稲村ヶ崎
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