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台 峯 緑 地
〜鎌倉三大緑地〜

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台峯


 台峯緑地は、広町、常盤山とともに鎌倉の三大緑地の一つ。

 平成16年、鎌倉市が台峯(28.7ヘクタール)の買収することで全面的な保全に成功した。

 JR横須賀線北鎌倉付近の西側の尾根と倉久保の谷戸を「台峯緑地」という。

 貴重種であるオオタカやフクロウなどの動物も確認されている。


台峯





台峯
尾根からの眺望
円覚寺


 鎌倉市の緑地面積は、市の面積の約4割を占め、広町・台峯・常盤山の三大緑地を法的に保全するなど、「山と海の自然と人・歴史が共生する鎌倉」を目指している。

 この台峯緑地は、鎌倉中央公園の拡大地域として位置付けられ、緑地の保全が図られている。



台峯
倉久保の谷戸





北大路魯山人
リンクボタン北大路魯山人邸跡
(星岡窯)



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山崎切通と山崎に残された自然を散策

葛原岡神社参道から台峯緑地

台峯の大蛇桜(おろちざくら)





緑地を守る運動
〜日本初のナショナルトラスト運動〜

 かつて、鶴岡八幡宮の裏山二十五坊跡(御谷)の開発に、作家大佛次郎も加わった緑地保全の運動が起こった(御谷騒動)。

 鎌倉風致保存会が設立され、土地の買収し緑地の保全に成功した(日本初のナショナルトラスト運動)。

 この運動をきっかけとして「古都保存法」が制定され、古都の旧跡周辺の環境保全のため、「歴史的風土保存区域」が定められ、特に重要な区域は「歴史的風土特別保存地区」として許可なく現状を変更することができないようにした。

 二十五坊跡はナショナルトラスト運動発祥の地となっている(参考:御谷騒動(大佛次郎茶亭)。









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