中世歴史めぐり

信濃善光寺の敷石
(石畳)

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善光寺の敷石


 善光寺参道の敷石は、路面状態が悪く、参詣者に難儀をきたしていたために敷設されたもの。

 本堂前の敷石は、1713年(正徳3年)、腰村(西長野)西光寺住職単求の寄進。
 境内入口から三門下まで約400メートルにわたる敷石は、1714年(正徳4年)、江戸中橋上槙町(現在の日本橋3丁目)の石屋香庄(大竹屋平兵衛)による寄進。

 敷かれている石は、西長野郷路山産の安山岩。
 長方形の敷石の総数は7777枚と伝えられているが、現在は約7000枚が敷かれている。 


善光寺の敷石



〜敷石を寄進した大竹屋平兵衛〜

 伊勢国の出身で、江戸で財をなした大竹屋平兵衛。
 ある夜、盗賊が入ったので、突き殺すとそれが放蕩息子であった。

 世の無常を感じて巡礼の旅に出た平兵衛は、その途中で善光寺に立ち寄り、参詣者の難儀を救うため敷石を寄付したのだという。

 後に茂管の静松寺で出家。1726年(享保11年)に没した。
 静松寺と善光寺には平兵衛の墓が残されている。







歴史めぐり源頼朝



信濃善光寺
リンクボタン信濃善光寺

 信濃善光寺の本尊「一光三尊阿弥陀如来像」は、三国渡来の絶対秘仏で、日本最古の仏像。
 鎌倉時代には源頼朝も参詣したと伝えられている。


長野県長野市元善町491

JR長野駅からバス「善光寺大門」下車。
善光寺大門から本堂まで徒歩15分。



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