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新橋浅間神社
源頼朝の創建:御殿場市


編集:yoritomo-japan.com







新橋浅間神社


 新橋浅間神社は、御殿場口登山道の入口に位置する神社で、「東表口参道宮」と称されていた。

 1193年(建久4年)、源頼朝が富士裾野で大規模な軍事訓練(巻狩り)を催した際に創建されたと伝えられている(他説もある。)。

 「巻狩り」は遊興ではなく、征夷大将軍としての頼朝の力を見せつけるための大軍事演習だったといわれている。

 この富士裾野の巻狩りでは、「曾我兄弟の仇討ち」が起こった。


祭神

木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
誉田別命(ほむだわけのみこと)
菅原大神(すがわらのおおかみ)





富士山本宮浅間神社
リンクボタン富士山本宮浅間大社


 源頼朝富士裾野の巻狩りを催すに当たって、浅間神社に多くの寄進を行った。

 全国の浅間神社の総本宮とされる富士山本宮浅間大社流鏑馬は、巻狩りの際に源頼朝が奉納したことが起源となっているという。





おおわらじ
御殿場駅の大わらじ

 かつての御殿場は、富士浅間信仰の影響もあって「わらじ」の産地だった。
 御殿場地区の12の村落では、わらじ編みの優秀な娘12人が選ばれ、作られたわらじが五穀豊穣と縁結びを祈願して富士山頂の浅間神社に奉納されていた。

 そして、選ばれた12人の娘はその年のうちに良縁に恵まれたという。

 今でも新橋浅間神社に大わらじが奉納され、未婚の女性がわらじを担いで境内を練り歩く。 





木の花名水
木の花名水

 新橋浅間神社の富士の湧き水。
 
 祭神の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)に由来する名称だという。






歴史めぐり源頼朝



新橋浅間神社
新橋浅間神社

 1192年(建久3年)、征夷大将軍となった源頼朝は、翌年、後白河法皇の一周忌法要が終わるのを待って富士裾野の巻狩りを行った。


静岡県御殿場市新橋2083

JR「御殿場」駅から徒歩5分



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リンクボタン世界文化遺産「富士山」


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