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東 司
京都：東福寺
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| 禅寺で、禅堂のすぐ横に置かれるのが東司（とうす：便所のこと）。 多くの修行僧が一斉に用を足すことから、「百雪隠」（ひゃくせっちん）とも呼ばれる。 東福寺の東司は、室町時代前期の遺構。 桁行七間（約３５m）、梁間四間（１４m）の一重切妻造の建造物で、わが国最大最古のもの（重要文化財）。 禅僧は用便も修行の一つ。 東司へ行くにも厳しい作法が定められていた。 |
| 東司の内部は、中央通路をはさんで左右両側に円筒の壺が埋められている。 排出物は、大切な堆肥肥料として使用され、収入源にもなっていたという。 |
東福寺| 九条道家によって創建された東福寺は、奈良の東大寺と興福寺の「東」と「福」をとって寺名としている。 京都五山の第四位の格式を誇った寺。 |
| 京都市東山区本町１５丁目７７８番地 JR東福寺駅から徒歩５分 |
東福寺境内・周辺ＭＡＰ
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