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滋賀院(しがいん)は、1615年(元和元年)に天海が後陽成天皇から京都の法勝寺の建物を下賜されて建立した寺。 滋賀院という名は1655年(明暦元年)に後水尾天皇から下賜された。 江戸時代末まで天台座主となった法親王の居所となり、滋賀院御殿と呼ばれていたが、1878年(明治11年)、火災により焼失。 現在の建物は、比叡山無動寺谷法曼院の建物三棟が移築されたもの。 本尊は薬師如来。 |
不滅の法灯は、比叡山の根本中堂に1200年以上も灯し続けられている灯。 滋賀院の灯は、根本中道と同じものが灯されている西塔の釈迦堂から分灯された。 |
天正12年に織田信長が寄進した旨の刻銘のあるものだが、信長は天正10年に本能寺で自刃しているので、三回忌に信長の成仏を願って寄進されたものと考えられているらしい。 |
天海の廟所・慈眼堂には、歴代天台座主の墓所がある。 |
滋賀県大津市坂本4−6−1 湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩20分 京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」から徒歩5分 |
延暦寺は天台宗の総本山。 |
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