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日光東照宮は、徳川家康を祀る社。 創建時には山王神・摩多羅神を左右に祀っていたようだが、これらは神仏習合の神。 日光が神仏混淆の山だったことによるのかもしれない。 明治の神仏分離により、山王神を豊臣秀吉に、摩多羅神を源頼朝に変更したのだという。 二つの御神像は江戸初期のもので、烏帽子に狩衣という中世の地位の高い人物の姿なのだとか。 家康の天下統一の先輩である秀吉と、家康が尊敬していた頼朝の像ということもあるのかもしれない。 |
神輿社には、中央に徳川家康・右に豊臣秀吉・左に源頼朝の神輿が安置されている。 5月17日、18日の春の大祭では、初日に小笠原流流鏑馬が奉納され、三基の神輿が二荒山神社に渡御。 二日目には三基の神輿が御旅所まで渡御(渡御祭)。 渡御祭は、1200人余が供奉することから「百物揃千人武者行列」(ひゃくものぞろいせんにんむしゃぎょうれつ)と呼ばれ、徳川家康の柩が久能山から日光に移された時の行列を再現したもといわれる。 10月16日、17日の秋の大祭でも流鏑馬と渡御祭(春の半分の規模)が行なわれる。 |
参考までに、久能山東照宮の相殿には、豊臣秀吉と織田信長が祀られている。 古文書の中には、日光東照宮の相殿に祀られているのも豊臣秀吉と織田信長とするものがある・・・ |
栃木県日光市山内2301 JR日光駅・東武日光駅から徒歩約30分 |
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