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四天王寺の石鳥居

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四天王寺石鳥居


 西大門の外側にある石鳥居は、1294年(永仁2年)、別当となった忍性がそれまでの木造鳥居を石造に改めたもの。

 忍性は真言律宗の僧で、慈善救済事業に力を尽くしたことで知られている。

 当時、極楽への入り口として信仰されていた四天王寺の西大門付近には病人や乞食など救済を求める多く者が集まっていたのだという。



四天王寺石鳥居


 扁額は1326年(嘉暦元年)の鋳造で、「釈迦如来転法輪処当極楽土東門中心」の文字がある。

 「釈迦如来が説法する所で、極楽の東門である」という意味なのだとか。

 聖徳太子を崇敬した弘法大師は、四天王寺で海に沈む夕日を拝する「日想観」を修したという。

 かつての四天王寺は海を臨める場所で、日想観の修行の中心として栄えていたのだという。









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四天王寺
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 四天王寺は聖徳太子建立の七大寺の一つ。
 鎌倉時代には、源頼朝が参詣している。











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