鎌倉手帳(寺社散策)

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四天王寺の五重塔

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四天王寺五重塔


 現在の五重塔は、1963年(昭和38年)落慶の鉄骨鉄筋コンクリート造(屋根は本瓦葺)で、創建当初の洋式を再現している。

 高さ39.2メートル。

 相輪の長さ12.3メートル。

 塔内の壁には南に釈迦三尊像、

 北に弥勒三尊像、

 東に薬師三尊像、

 西に阿弥陀三尊像

 の四方四仏が描かれ、

 外壁には釈迦十六弟子説法図、弥勒兜率竜華浄土二十五菩薩来迎図が描かれている。

 最上層部には舎利塔を泰安。



四天王寺五重塔





〜露盤〜

 五重塔の上部の相輪の露盤は、四天王寺を創建した聖徳太子自らが磨き、その光沢で仏法が興隆するか滅してしまうかを表そうとしたのだという。

 露盤が雲っているのを見た赤染衛門は、

 「磨きけん 黄金の色も 曇りつつ 法の光も 消えぬべき哉」
 (露盤の金の色も曇って 仏法の光も消えてしまいそうだ)

 と詠んでいる。









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四天王寺
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 四天王寺は聖徳太子建立の七大寺の一つ。
 鎌倉時代には、源頼朝が参詣している。











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