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東大寺の行基堂

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東大寺行基堂


 江戸時代に東大寺復興に貢献した公慶の発願で作られた「行基菩薩坐像」が安置されている。

 行基は、百済の帰化人の子孫といわれ、貧民救済・治水・架橋などの社会事業活動を行い、民衆から大きな支持を得ていた僧。

 大仏(盧舎那仏)を造りたいと願った聖武天皇から勧進に起用された。

 745年(天平17年)には、朝廷より日本最初の大僧正の位を贈られ、東大寺の四聖の一人に数えられている。





〜大仏造立の詔と行基〜

 743年(天平15年)に聖武天皇が発した大仏造立の詔には、「仏をあがめるものが団結し、一枝の草、一把の土をもちより、心をひとつにして大仏をつくってほしい」という願いがあった。

 しかし、たとえ天皇の願いであっても、民衆の協力を求めることは、かなり困難なことだった。

 そこで起用されたのが民衆に絶大な支持を得ていた行基だった。

 行基は、当時禁じられていた民衆への仏教の布教や社会事業に貢献した人物で、日本各地を伝道してまわり多くの寺院を建てている。

 そのため朝廷からはよく思われず弾圧を加えられていたというが、聖武天皇は行基の民衆からの信望に期待し、東大寺大仏造立の勧進に起用したといわれている。



大僧正・行基〜東大寺の大仏造立に功績のあった僧〜(okadoのブログ)


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東大寺
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(世界文化遺産)

 東大寺は、聖武天皇が建立した寺。全国に設置された国分寺の総本山として信仰された。
 本尊は奈良の大仏として知られる「銅造盧舎那仏坐像」


奈良県奈良市雑司町406−1

JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
近鉄奈良駅から徒歩約20分


世界 東大寺は世界文化遺産
(古都奈良の文化財)


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