鎌倉手帳(寺社散策)

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小田原:正恩寺
〜大久保忠隣室・妙賢院ゆかりの寺〜

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小田原正恩寺


 正恩寺(しょうおんじ)は、平重盛の家臣・平重好入道了順が尾張国海東郡富田庄に創建した寺。

 その後、了順の曾孫・専信が三河国額田郡土呂へ移転。

 徳川家康の家臣・大久保忠世の長子・忠隣室の妙賢院が帰依していたのだという。

 1590年(天正18年)の小田原征伐後、家康が関東移封となり、忠世が遠江国の二俣城から小田原城に入ると、正恩寺も移転。

 1593年(文禄2年)、妙賢院が帰依していた信賢を開山として中興された。

 本山は東本願寺(浄土真宗大谷派)。

 本尊は阿弥陀如来。



小田原正恩寺
鐘楼門


小田原正恩寺


 尾州から三州、そして相州へと移転したことから「尾三相州転遷之道場」と呼ばれている。



(参考)
大久寺:大久保一族の墓
リンクボタン大久保一族の墓
(大久寺)

 大久寺は、大久保忠世が創建した寺。

 大久保一族の墓所となっている。









小田原正恩寺
正恩寺

小田原市本町4−5−7

小田原駅から徒歩15分


小田原城
リンクボタン小田原城


小田原市城内6−1

小田原駅から徒歩10分



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