中世歴史めぐり


徳 勝 寺
~小谷城浅井氏の菩提寺~


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徳勝寺


 徳勝寺(とくしょうじ)は、1573年(天正元年)の小谷城の戦いで滅亡した戦国大名・浅井氏の菩提寺。

 応永年間(1394-1428)に浅井郡山田村(旧湖北町)に創建された医王寺が始まり。

 1518年(永正15年)、浅井亮政が築いた小谷城の麓に移転し、浅井氏の菩提寺となった。

 浅井氏滅亡後、羽柴秀吉が築いた長浜城内に移され、寺名も徳勝寺と改められた。

 1606年(慶長11年)、現在地に移転。

 本尊は釈迦如来。



浅井三代の墓
リンクボタン浅井三代の墓

 徳勝寺には、小谷城主の亮政・久政・長政三代の墓が建てられている。





長浜城址
リンクボタン長浜城跡

 長浜城は、羽柴秀吉(豊臣秀吉)の最初の居城。

 1615年(元和元年)の大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡したことにより廃城。

 解体された長浜城の築材の大半は、彦根城の建設のために使用されたのだというが・・・

 知善院山門は長浜城の搦手門、大通寺台所門は大手門を移築したものと伝えられている。










徳勝寺
徳勝寺

滋賀県長浜市平方町872

JR北陸本線「長浜駅」下車 徒歩15分



知善院・大通寺・徳勝寺
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