中世歴史めぐり

徳川氏発祥の地 松平氏発祥の地
家康生誕地 東照宮

徳川家康



松 應 寺
〜松平広忠の廟所〜


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松應寺


 松應寺(しょうおうじ)は、1549年(天文18年)に死去した徳川家康の父松平広忠を葬った月光庵を始まりとする浄土宗の寺院。

 幼少期から今川氏の人質として駿河国で過ごしていた松平元康(家康)は、1560年(永禄3年)、桶狭間の戦いで織田信長が今川義元を破ると、広忠の死後に今川氏の支城となってしまった岡崎城を奪還。

 同年、父広忠の菩提のため、開山に隣誉月光を招いて松應寺を創建したのだという。

 寺名は、広忠の墓に植えられた松が緑深く伸長するのを見て「我が祈念に應ずる松なり」として名づけられたのだとか。

 山号は能見山。

 院号は瑞雲院。

 本尊は阿弥陀如来。


リンクボタン人質となった竹千代〜織田・今川の人質だった徳川家康〜





松應寺梵鐘
梵鐘

 梵鐘は、家康の九男で尾張徳川家初代の義直が寄進したもの。

 銘は林羅山。





松平広忠廟
松平広忠の廟所

 松平広忠の廟所は、2022年(令和4年)に修復工事が完了した。


松平広忠廟


 廟所は松を中心とした構造。

 家康は、広忠が葬られたの墓の上に松を手植えして、松平家の繁栄を祈念したのだと伝えられている。

 そのおかげで岡崎城を奪還することができたのだとか。





〜家康の生誕の城〜

岡崎城
リンクボタン岡崎城

 徳川家康は、1542年(天文11年)、岡崎城で誕生。


徳川家康出生伝説









松應寺
松應寺

愛知県岡崎市松本町42

名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス康生町経由大樹寺行他「能見町」下車徒歩3分



徳川家康生誕の地
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